ニーハオ!こんにちは!
台湾でのんびり主婦をしているジョニーの嫁です。
前回は【生活拠点を台湾から日本へ移住計画 ①日本の配偶者ビザ取得までの流れ】という内容のブログをUPしました。
このブログにたどり着いたということは、きっと外国人の配偶者を連れて日本に移住を考えている方たちだと思います。
前回のブログに現在海外に生活拠点があって、日本の配偶者ビザを取得するまでの簡単な流れが書いてあるので、先にそちらを読んでからこのブログを読んだ方がわかりやすいと思います。
在留資格認定証明書とは
出入国在留管理庁のホームページにはこう書いてありました。
長いし、読んでも「チーン😇」って感じだったのは私だけ?
簡単にいうと
日本に呼び寄せたい外国人が在留資格の条件を満たし、上陸許可が済んだことを証明する書類
在留資格の条件というのは就業としてなのか?学生としてなのか?配偶者としてなのか?という解釈です。
先にあらかじめ審査をして空港での上陸許可をスムーズに行う目的で、このような手順になっているようです。
じゃあ、どうやってこの「在留資格認定証明書」を取得するかですよね。
この書類作成がかなりの時間と労力が必要でした。
山場ですよ、山場!
在留資格認定証明書申請に必要な書類一覧
・在留資格認定証明書交付申請書 1通
・身元保証書 1通
・質問書 1通
・写真 (縦4cm×横3cm) 1様
・日本人の戸籍謄本 (全部事項証明書) 1通
・申請人の国籍国で発行された結婚証明書 1通
・日本人の住民税の課税納付書 および 納税証明書 各1通
・日本人の世帯全員が記載されている住民票の写し 1通
・スナップ写真 (夫婦揃って容姿がしっかり写っているもの) 2〜3枚
・返信用封筒 (返信先を記入し、404円分 (簡易書留用)の切手を貼っておく)
この記事を書いている時に必要な書類は上記のものだけでしたが、急に必要書類が増えたりすることもあるかもしれないので、申請前には下記の法務省のHPから必ず最新の必要書類をご確認ください。
ではこの書類をどの様に記入するか、準備するかなど実体験を元に詳しく解説していきます。
在留資格認定証明書交付申請書
こちらの申請書は法務省のHPからダウンロードできます。
↑こちらのサイトにアクセスして、【日本人配偶者等】のところからダウンロードできます。
私はこちらを印刷して黒のボールペンで手書きで記入して提出しました。
印刷すると4枚出てきますが、実際に記入するのは左上に書いてある「申請人等作成用」の1・2・3だけです。
記入例はオトさんという方のブログが大変わかりやすく参考になったのでリンク貼っておきます。
オトさん、この場を借りてお礼を言わせてください。
記入例が大変わかりやすくて何度も記事を読んで参考にさせていだたきました!
本当に本当にありがとうございました。
でも全部丸写ししたわけではなく、少し自分流に記入したところもありました。
例えば
・滞在予定期間は「永住」ではなく→「長期」にしました。
言葉の表現を少し変える工夫をしました。
・代理人記入欄は私たちは本人が入管に提出に行ったので記入はなし。
代理人に提出してもらう場合は代理人の直筆のサインが必要です。
身元保証書
身元保証書は法務省のHPからダウンロードできます。
原則として日本人配偶者が身元保証人になること。また日本人配偶者は現在お住いの住所を記入する。
なので私は台湾に住んでいるので、台湾の住所を記入しました。
あとは申請人の名前はパスポートと同じスペルにすること。
台湾人のパスポートには漢字だけでなく英語表記もあるため、私たちは両方記入しました。
例:林昱安 (LIN YU-AN)
↑こんな風に書きました。
ビザを取得するには入管に「この申請人はちゃんと日本に保証人もいるし信頼ができる」と思ってもらわないと取得できないのでは?と考え、日本にいる家族にも身元保証書にサインをお願いしました。
これはあくまでも私の個人的な考えですので、これをしたからってビザが取得できるとは限らないです。
でもやらないよりやった方がいいかと思いそうしました。
質問書
これが一番悩み、時間がかかりました。
質問書はこちらからダウンロードできます。
質問書は全部で8枚で、質問自体は簡単です。
ただ一番悩み、時間が必要なのが質問書2枚目の【結婚に至ったいきさつ】のところです。
当然ここの記入欄だけでは足りないので、別紙にてwordを使って経緯を書きました。
私たち夫婦は日本で出会い→台湾と日本の遠距離恋愛→台湾で同棲→結婚→結婚3年目に日本移住決断 という流れだったのでそれを記入すればOKでした。
さあ、これをどの様にまとめるか作成時にすごく悩みました。
実際に作成してみて、まとめるのにポイントがあったのでシェアします。
それは日時や場所、スチュエーションはできるだけ細かく書くこと。
例:2017年9月下旬 スカイツリーでプロポーズをされた
→ 2017年9月25日19時ごろ スカイツリー展望台で東京の夜景を見ながら、彼が結婚指輪を出しプロポーズをされました。
またそのエピソードの2人で写った写真があれば、それも載せると良い。
この審査は結婚詐欺ではないかを調べるためだと考えられるので、お互いの家族と一緒に写っている写真や結婚写真もたくさん載せました。
できるだけ細かく記入して、写真もたくさん載せたら全部で17ページにもなってしまいました。
「少ないよりいいかぁ。」と思って17ページ分全部提出しました。
書くか悩んだら書いといた方が気持ち的に安心するかもしれません。 (私はそうでした。)
写真 (縦4cm×横3cm)
これは申請書に貼る用です。
私たちは予め台湾で撮影しておこうと思ったのですが、台湾の一般的な写真の規格が縦 4.5cm × 横 3.5cm と少し大きめなんです。
大きい分には少し小さく切ればいいだけなんですが、日本に帰る予定があったので日本の美容室でイケメンカットにしてもらってから写真屋さんで撮影しました。
(日本の美容室は最高!旦那は台湾ではいつも100元カットに行くので、いっつも台湾人カットになっちゃうの…。ちょっと余談でした。)
国によって規格が違うと思うので、確認の上準備してください。
日本人の戸籍謄本 (全部事項証明書)
私たちは日本に帰る予定があったので、在留資格証明認定書の申請書を提出する前日に市役所にもらいに行きました。
注意点は発行から3ヶ月以内のものでないといけません。
もし日本に帰る予定がないのであれば、親や兄弟などの代理人に頼むしかありません。
申請人の国籍国で発行された結婚証明書
台湾は役所にいけば結婚証明書をいつでも発行してもらえるので、日本に帰国する数日前に旦那に最新のものを貰ってきてもらいました。
私たちは中国語→日本語への翻訳はしませんでした。
本当はした方がよかったのかもしれませんが、時間がなくて中国語のまま原本をそのまま提出しました。
日本人の住民税の課税納付書 および 納税証明書
私は台湾で働いていて収入があったので、会社にお願いして台湾の源泉徴収票(各類所得扣繳暨免扣繳憑單)を貰って提出しました。
台湾は日本に比べて給料が安くそれだけだと「お金が少ない、日本で本当に暮らして行けるの?」と思われそうで心配でした。
なので旦那分の台湾の源泉徴収票(各類所得扣繳暨免扣繳憑單)と旦那名義の共同貯金用銀行残高証明書を発行してもらい、一緒に提出しました。
ちゃんと貯金があり、今の国でもちゃんと納税もしていて、外国人の配偶者がもし日本で何かあっても養っていける蓄えがあるよ。ってアピールが大切かなと考えて残高証明も提出しました。
台湾の源泉徴収票(各類所得扣繳暨免扣繳憑單)も残高証明書も日本語に翻訳しませんでした。
日本人の世帯全員が記載されている住民票の写し
私は結婚を機に海外に移住するため、日本で転出届けを提出してあったので、日本の住民票がありません。
なので
今は海外に住んでいて転出届も提出してあるから、住民票がないよ。だから住民票の提出ができません。
という内容を記載した文書を作成し、提出しました。
実際に作成したものはこんな感じです。
良かったら参考にしてください。
スナップ写真 (夫婦揃って容姿がしっかり写っているもの)
スマホのアルバムを見て旦那と思い出話をしながら厳選して、質問書で使用しない別の写真をA4の紙3枚にまとめて載せました。
2人で写っているものだけでなく、お互いの家族と交流している写真も使用し、「私たちはちゃんと相思相愛で両家と交流もあり、結婚詐欺ではありませんよ!」とアピールする感じで作成しました。
返信用封筒
審査結果が送られてくるときに必要なので準備します。
返信先を記入し、404円分 (簡易書留用)の切手を貼っておくこと。
私は返信先は実家の住所にしました。
在留資格認定証明書の申請に必要な書類は以上です。
書類作成や役所に行って貰ってくる書類、代理人が入管に提出される方は書類を日本に送ったりする時間が必要だったりと、とにかく時間がかかります。
申請されるのであれば時間に余裕を持って準備して下さい。
じゃないと、私たちみたいに日本に行く数日前に書類が足りないことに気付いて慌てて貰いに行く羽目になったりします😅
次は在留資格認定証明書交付申請書の提出について詳しく解説します。